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メッセンジャー、生涯虎宣言 国内FA権取得も「ここでキャリア終えたい」

 充実の表情で外野芝生をダッシュするメッセンジャー(撮影・高部洋祐)
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 阪神のランディ・メッセンジャー投手(36)が16日、出場選手登録日数が8年に達し、国内フリーエージェント(FA)権の資格取得条件を満たした。来季から外国人選手枠を外れ、日本選手扱いとなるが、現役引退まで虎一筋の意思を示した。外国人の権利取得は球団初で日本球界では9人目。まずは今季、エースとしてチームを13年ぶりのリーグ優勝、32年ぶりの日本一へとけん引する。

 地道に積み上げてきた努力が実った。出場選手登録が8年に達し、球団外国人初となる国内FA権を獲得したメッセンジャー。取得する前から結論はすでに決まっている。日本球界への扉を開いてくれたチームで骨をうずめる決意を口にした。

 「正直、最初は外国人扱いが外れるのが8年以上と聞いて、それは長いなと思ったけど、ついにその日がきてクレージーな感じがする。チャンスを与えてくれた阪神に感謝したい。ここでキャリアを終えたいと思っている」

 2010年に阪神へ入団し、今年で在籍9年目となる。3月30日・巨人戦(東京ドーム)で4年連続5度目となる開幕投手を務め、過去8度のシーズンでは6度の2桁勝利をマーク。先発の柱として日本通算86勝(71敗)を挙げるなど、フル稼働してきた。

 外国人選手の国内FA権取得は9人目。1球団での達成は11年の許銘傑(西武)以来、3人目となる。「1つのチームでこういう機会を迎えられるのは数少ないと思うので、本当に誇りに思う」と胸を張った。

 すでに球団幹部とは15日の練習後に会談。タテジマへの愛着を伝えた。「(移籍は)ない。よそへ行くつもりはさらさらない」。日本選手扱いとなる来季以降もチームの力となり続けることを誓った。

 次なる目標は助っ人投手の記録更新だ。「これだけ長くやっているので、外国人のあらゆる記録で上に立ちたいと思う。あと何年かかることなのかと思うが、イニングや奪三振、勝利数など全てで外国人の中で上に立って帰りたい」。最強助っ人の名を手にするために、最後までマウンドに立ち続ける。

 この日は、甲子園での投手指名練習に参加。ランニングやキャッチボールなどを行った。前回12日・広島戦は二回途中に球審への暴言で退場処分。「終わってから切り替えている。次へ向けて集中したいと思う」。先発が予定される18日・中日戦(ナゴヤドーム)へ向けて気持ちを引き締めた。チームのために、目の前の一戦に全力を尽くす。

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