ドラ2高橋遥 プロ初登板で快投 7回2安打無失点で初勝利の権利つかむ

3回、三者凡退に退け、阪神・梅野隆太郎(左)とタッチを交わす阪神・高橋遥人=甲子園(撮影・北村雅宏)
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 「阪神-広島」(11日、甲子園球場)

 阪神のドラフト2位・高橋遥人投手(22)=亜大=が、プロ初先発。強打の広島を相手に7回2安打無失点と快投した。

 金本監督ら首脳陣が潜在能力を高く評価する逸材。「変に意識すると緊張するので、ずっとやってきた『腕を振る』ことをテーマにやりたい」と語っていた通り、立ち上がりから力強い腕の振りでうなりを上げる直球を投げ込んだ。

 初回は先頭の田中を投ゴロ。続く菊池には146キロの外角直球がアウトローに決まり、見逃し三振を奪った。好調の丸も直球で押し込んだが、遊撃内野安打。だが、全く慌てる様子はなく、4番のメヒアを145キロの高めつり球で空振り三振に仕留めた。

 二回から五回までははいずれも三者凡退。六回は先頭の会沢に左前打を許したが、後続を抑えた無失点。七回も三者凡退に抑えた。直球主体の投球で強打の広島に真っ向勝負を挑み、リズム良くアウトを積み重ねた。圧巻の投球で、初勝利の権利をつかんで交代となった。

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