秋山5回無失点「細かな部分を修正してベストの状態に」

 力投する秋山(撮影・北村雅宏)
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 「オープン戦、オリックス-阪神」(25日、京セラドーム大阪)

 先発の秋山拓巳投手は5回を投げて4安打無失点。開幕前最後の登板できっちりと結果を残した。

 「前回登板に比べていい感覚で投げることができましたが、右打者の外角のコースに引っ掛けてしまう球が多かったので、開幕までに細かな部分を修正してベストの状態に持って行けるように1週間を過ごしたいです」

 初回こそ2本の安打を許し、2死一、二塁を招いたが、小谷野を外のスライダーで三ゴロに。ピンチを脱すると、二回以降は流れに乗った。三回には安達、四回にはマレーロに対し、内角の直球で見逃し三振を奪った。直球の最速は144キロ。110キロ台のカーブやスライダーなど、緩急を交えた投球で得点を与えなかった。

 前回18日の中日戦では6回を10安打7失点(自責点6)。同一リーグ相手に手の内を隠した投球だったが、この日の登板前には「前回打たれているので、少しでも不安な部分を除くことができれば」と話していた。76球で降板。順当なら次回は中6日で4月1日の巨人戦に向かう予定。昨季12勝(6敗)した右腕が、2年連続の活躍に向けて準備を整えた。

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