坂本、球界初プロテクター 衝撃吸収!捕逸防ぐ新兵器導入へ

 阪神・坂本誠志郎捕手(24)が来シーズンに向け“新開発プロテクター”導入を検討していることが25日、分かった。バウンドした投球を受け止める際、前かがみの姿勢になることでプロテクターと体の間に“空洞”を生じさせて反発力を抑え、より体の近くで処理しやすくなるという。

 「自分で使うものですし、評価にもつながりますし。ピッチャーのためを思ったら少しでもランナーが進まないように」と語った坂本。自身が契約するアシックス社からの協力を受け、練りに練った“坂本モデル”の開発が進んでいる。

 同社担当者は「(ボールを受けるため)前にかがむと、(プロテクターの)両サイドが丸まり空洞ができ、それでボールが下に落ちる(イメージ)」と説明。プロテクターの構造を工夫して衝撃を吸収するアイデアは球界では前例がないという。来年2月の春季キャンプから完成品を試したい考えで、開幕までに改良が加えられていく見通しだ。

 道具へのこだわりはチームへの相乗効果を生む。「目印になるような」と、プロテクターに投手がストライクゾーンを把握しやすい“的”のようなデザインを施すことも検討。ミットも今季主に使用した青、茶色のものに加えてオレンジ系も用意する考え。装備を調えて扇の要を守っていく。

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