西岡、4年連続減俸更改も「チャンス頂いた」と感謝

来季に向けての意気込みを語る西岡剛=球団事務所(撮影・持木克友)
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 阪神の西岡剛内野手(33)が8日、兵庫・西宮市内の球団事務所で契約更改交渉に臨み、今季年俸9000万円から1500万減となる年俸7500万円でサイン。4年連続の減俸更改となった。(金額は推定)

 2015年7月20日・巨人戦(甲子園)で左アキレス腱を完全断裂。復活を目指した今季は32試合の出場で、21安打(打率・228)、5打点に終わった。後半戦開幕日であった7月17日・広島戦(甲子園)で約1年ぶりに1軍復帰。8月19日の中日戦(ナゴヤドーム)では、復帰後初めて二塁への盗塁を決めるなど、完全復活への足掛かりとなるシーズンだった。

 「アキレス腱が切れてから、僕自身もいろんなことを気付いて。野球一筋で1本でいかないといけないが、恥ずかし話ですが、ケガしていろんなことに気付いて、野球と向き合えるようになれた。そういう姿を球団の方も見てくれてた。来年はその期待に応えられれば。アキレス腱が切れたのは、最高のケガだったと思います」

 4年連続の減俸、限度額制限に近いダウンにも「今年も契約してもらったことに、非常に感謝しています。ここ数年、ケガが続いている。その中で契約してもらった。来年また、チャンスをいただいた。感謝しています」とコメント。「来年はやります、頑張りますという言葉はファンの方も聞き飽きたでしょうし、自分自身もうんざりしている。そういう意味では楽しみですね。まだ野球ができている間に、いろんなことに気付けたので」と活躍を約束した。

 秋季キャンプにも志願参加して完走した。国内FA権を行使して、大和がDeNAに移籍。首脳陣は二遊間での動きを高く評価。来季は遊撃での起用プランもある。「全てに勝つ気持ちで僕はいてます。ケガしてリハビリに取り組んでから、食事、睡眠、全て野球のことを考えて生活している」と、鋭い視線で2018年シーズンを見据えた。

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