【安藤・一問一答-2】CS迎えるナインへ「現役中に日本一になってくれたら」

阪神 ランディ・メッセンジャーに声をかける阪神・安藤優也(右)=甲子園(撮影・北村雅宏)
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 「阪神6-1中日」(10日、甲子園球場)

 阪神が今季両リーグを通じての公式戦最終戦に勝利。CS第1ステージのDeNA戦(14日開幕、甲子園)に弾みをつけた。試合後には安藤優也投手(39)の引退セレモニーと会見が行われた。

 安藤の会見での質疑応答(2)は次の通り。

 -息子さんから花束も受け取った。

 「子供たちはちょっと緊張した表情をしていましたけど、最後打たれましたけど、自分の投げている姿を見せられてよかったなと思います」

 -CSへ、安藤さんからエールを。

 「まだ日本一のチャンスがあるので、今年日本一になってくれたら、現役中に日本一になれたって言えるので(笑)、ぜひ日本一になってほしいですね」

 -ファンに16年間の思いを。

 「日本一の、いや、世界一のファンだと思っていますので、16年間いつも背中を押し続けてくれたので、本当に感謝しかありません。ありがとうございました」

 -一番楽しめた瞬間はどんなところだった?

 「ピッチング練習の時から、あのマウンドに上がった時から、1球1球が楽しかったですね。あんなに楽しいマウンドは、初めてだったかなぁと思います」

(会見終わりの囲みで)

 -投げていたボールはどうだった?

 「プロの1軍レベルでは厳しいかな(笑)」

 -ホームランのボールは?

 「フォークですね。まっすぐでいきたかったんですけど、ちょっとファウルされて粘られたので、勝負つかないかなと思って。最後三振狙いにいったんですけど、ど真ん中に入っちゃって」

 -出番についてはある程度はわかっていた?

 「そうですね、七回か、八回かっていうところで。今日は八回というところで、最初は1イニングっていう話をしていただいていたんですが、チームに迷惑かけられないし、今日相談させてもらって、一人にさせてくださいって」

 -福留が打って、いい展開で出番を迎えられた。

 「そうですね。スーパーキャッチしてくれたり、ホームラン打ってくれたり…別に僕のためにしたわけじゃないだろうけど(笑)、でも同級生がああやってキャプテンで頑張ってくれているので、本当にぜひ日本一になってほしいですね」

 -最後の場内一周では、ファン一人一人と丁寧に握手。

 「なかなかこういう熱い、温かいファンって…それが阪神ファンだと思うので、最後一人一人握手できる人には、感謝の思いをこめて握手しました」

 -今後、何がしたい?

 「正直、ゆっくりしたいです(笑)」

 -マウンドに行ったら監督がいる。想像していた?

 「いてくれるかなっていう思いはありましたけど。本当にうれしかったですね」

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