竹安が1回完全デビュー 初登板初勝利の権利も手にする

 7回、プロ初登板で力投する竹安
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 「阪神-中日」(5日、甲子園球場)

 阪神・竹安大知投手(23)が七回、2番手でプロ初登板を果たした。最速144キロの直球を変化球のコンビネーションで、中日打線を3者凡退に。上々の結果でデビュー戦を飾った。その裏、打線が勝ち越しに成功。勝利投手の権利が転がり込んだ。

 まずは代打・亀沢と対した。初球、136キロの直球でストライクを取ると、1ボール2ストライクから4球目。外角低めのフォークで空振り三振を奪った。さらに続く遠藤を140キロの直球で左邪飛に抑えると、最後は武山を144キロの直球で中飛に斬った。

 2年目右腕の竹安は、今季2軍の先発ローテを安定して守った。20試合に登板し、5勝4敗、防御率2・76。昨季は高山ら新人選手の中で唯一、1軍出場がなく、その悔しさをバネにここまでアピールを続けてきた。全9球、プロ初登板を無失点で切り抜け、上々の1軍デビューとなった。

 裏の攻撃で1死一、二塁から代打・江越を送られたが、江越が死球で満塁。俊介の内野ゴロの間に1点を勝ち越し、竹安は初登板初勝利の権利を手にした。

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