阪神 糸井が先制タイムリー、大山も2点タイムリー 前夜死球の上本も先発

3回阪神2死一、三塁、先制適時左前打を放つ糸井。(投手・田口)=東京ドーム(撮影・堀内翔)
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 「巨人-阪神」(1日、東京ドーム)

 阪神が三回、糸井、大山の適時打で3点の先制点を奪った。

 この回、2死から上位打線で好機を作った。打撃好調の俊介が遊撃内野安打で出塁。続く上本は右前打で一、三塁とした。前日9月30日の一戦では初回、巨人の先発・畠の投球を左側頭部に受けて負傷退場。都内の病院で検査を受け、「軽い打撲」と診断されていたが、一夜明けて「2番・二塁」で出場していた。

 2死一、三塁で打席に糸井。2-2から5球目。田口の内角低め、136キロの直球をフルスイングした。打球は詰まりながらも左前にポトリと落ちた。

 「インコース気味の球でしたが思い切って打ちに行った結果、いい所に飛んでくれました。先制することができて良かったです」

 さらに中谷が四球で歩き、満塁から二遊間を破る中前に2点適時打。1ボール2ストライクと追い込まれてからの4球目、真ん中に甘く入ったチェンジアップを見逃さなかった。

 「みんなが繋いでくれて、まわってきたチャンスの打席だったので、チェンジアップに食らいついていきました。抜けてくれて良かったです」。

 二走・糸井も一気にホーム生還。チームとして3戦2敗と、苦手にしてきた田口から、まずは3点のリードを奪い、先発の岩田を打線が援護した。

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