藤浪 掛布2軍監督の最終戦で5回4安打1失点の好投

力投する阪神・藤浪晋太郎=甲子園(撮影・佐藤厚)
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 「ウエスタン、阪神-広島」(28日、甲子園球場)

 先発の藤浪が5回4安打1失点(自責0)で降板。72球で与四球1だった。掛布2軍監督の最終戦で、見事な好投を見せた。

 立ち上がりから制球が安定。うまく力の抜けたフォームから、ストライクゾーンに球を集めた。二回は1死から連打を食らうも、後続を落ち着いて断った。高橋大には内角146キロ直球でバットをへし折り、続く桑原はキレ味鋭いスライダーで空振り三振に仕留めた。

 三回は安打と四球で無死一、二塁のピンチを招いた。しかし、ここでも2つの三振と遊ゴロで無失点。五回に味方の失策がらみで1点を失うも、終始落ち着いたマウンドさばきだった。

 26日の練習後には「掛布さんの最終戦でもあるので、しっかり投げたいと思います」とこの日の登板へ意気込みを示していた藤浪。「お世話になった」と感謝する指揮官の最終戦で、その期待に応えるピッチングを披露した。

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