阪神、逆転負けで自力V消滅…青柳プロ初打点も五回に崩れる 田口に7連敗

額に手を当て思案する阪神・金本知憲監督=東京ドーム(撮影・園田高夫)
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 「巨人6-3阪神」(25日、東京ドーム)

 阪神が巨人相手に、痛恨の逆転負けを喫した。先発の青柳が4回2/3を投げて、6安打5失点で4敗目。序盤のリードを守ることができず、再び自力優勝の可能性が消滅した。

 先制は阪神だった。初回、2死二塁から福留の左翼線を破る適時二塁打で先制。同点に追い付かれた直後の二回には、鳥谷、北條の連打から青柳のプロ初打点となる適時二塁打で勝ち越しに成功した。俊介も右前適時打でこの回2点。青柳も2点のリードを必死に守って投げたが、暗転したのは五回だった。

 勝ち投手の権利をかけたこの回、先頭の橋本到に右前打を許した。続く宇佐見にボールが先行すると、3ボール1ストライクから5球目。内寄りの140キロをフルスイングされた。打球は右中間スタンド上段に飛び込む同点2ランとなった。 切り替えて2死を取ったが、マギーに中前打を浴びると、坂本にはフルカウントから四球を与えた。一、二塁とし、阿部を迎えた場面でベンチは岩崎にスイッチ。継投策に出たが一、二塁間を破られ、勝ち越し点を許した。続く村田にも左前適時打を浴びてこの回5失点。「長打を打たれてはいけないところで打たれてしまい、自分の役割を果たすことができませんでした」とガックリ肩を落とした。

 以降は巨人の先発・田口が立ちなおり、6回9安打3失点で11勝目を献上した。阪神は田口に対して2016年4月27日から7連敗となった。

 首位・広島が勝ったため、再びゲーム差は7・5に広がった。

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