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ドラ1大山、プロ初猛打ショー 片岡打撃コーチ高評価「思い切り良かった」

 7回、内野安打を放つ大山(投手・西村)=撮影・堀内翔
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 「巨人5-2阪神」(10日、東京ドーム)

 希望の光はドラフト1位のバットだ。阪神・大山悠輔内野手(22)がプロ初の3安打猛打賞をマーク。得点には絡めなかったものの、5試合ぶりとなる3番起用に応えた。試合は二回に2点先制しながら、三回以降は追加点を奪えず、4カードぶりに負け越した。きょう11日からは横浜で、2ゲーム差の3位につけるDeNAとの3連戦に臨む。

 3番起用に応える3本の快音だ。積極果敢にバットを振り、内容が伴った「H」ランプには価値がある。「出たことは良かったですけど、勝ちにつながるような打撃をしないといけない…」。伝統の一戦でプロ初の猛打賞。だが、大山は厳しい表情を崩さなかった。

 6日・ヤクルト戦(京セラドーム)以来3試合ぶりの先発出場は、4日・同戦以来となる3番に入った。初回2死は、先発の内海から三塁線を破る二塁打。三回の先頭では中前打で好機を演出し、七回2死は2番手・西村から三塁内野安打をもぎ取った。それでも、敗戦という現実がルーキーの足取りを重くする。

 「自分のことより、チームの勝ち負けなので。勝ちに貢献できるような打撃をしないといけないと思います」

 左腕・内海に対して結果を残し、首脳陣の期待には応えた。4カードぶりの負け越しに沈む虎の中で、大山のバットは一筋の光。飽くなき向上心が成長を加速させる。片岡打撃コーチは、この日の3安打に「内容があった。思い切りが良かった」と高評価を与えた。

 ここまで32試合に出場し、打率・254、3本塁打、11打点。シーズン序盤は鳴尾浜で体力強化に励み、一回り大きくなってパフォーマンスを向上させた。食事の量を増やし、糖分が多く含まれる飲料水は極力控えている。「一秒も無駄にせずにやっていきます」。そう話すドラ1ルーキーが頭角を現してきた。

 「今日は得点に絡むことはなかったので。もっと重要な場面で回ってきた時にどうするか。そういうことを考えながら、しっかりやっていきたいです」

 愚直に、一歩一歩。大山が進むプロの道は明るく照らされている。巨人戦での3安打が、その道しるべだ。両手に残る手応えを頼りに、今度こそ勝利へと導く一打を放つ。

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