阪神メッセンジャーは7回1失点 8勝目権利持ち降板
「阪神-中日」(11日、倉敷マスカットスタジアム)
阪神の先発・メッセンジャーは、7回を投げて9安打1失点。毎回のように走者を塁に置いたが、粘りの投球で最少失点に抑えた。
初回、1死から亀沢に左中間を破られ、二塁打で出塁を許す。さらに大島に右前打を挟み、1死一、三塁でゲレーロとの対戦。147キロ直球で打ち取ったが、打球は無情にも二塁手・上本、右翼手・糸井の間にポトリと落ちた。
悔いを残す形で先制点を許したが、二回に同点に追い付くと、三回には上本、福留の本塁打などで3点を勝ち越し。以降も打線が爆発し、2桁得点で大量リードを奪った。
メッセンジャーは7回まで投げ抜き、110球で降板。8勝目の権利を持ってマウンドを譲った。