阪神3連勝で貯金6 首位・広島のお株奪う逆転勝ちで1ゲーム差

7回阪神無死、二塁打を放つ阪神・中谷将大=甲子園(撮影・飯室逸平)
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 「阪神8-5広島」(5日、甲子園球場)

 2位・阪神が逆転勝ちで3連勝。首位・広島とのカード初戦をとり、貯金6でゲーム差を1に縮めた。

 3-4の七回1死二、三塁から梅野の左中間2点三塁打で逆転に成功。続く代打・原口の当たりは右前へのポテンヒットとなり梅野が生還。さらに糸井、福留の連続適時短長打でこの回一気に5点を奪った。

 0-4での四回は梅野の適時打で1点を返し、六回は北條、糸井の連続適時打で1点差に迫った。

 先発・メッセンジャーは6回6安打4失点。2番手の岩崎が今季初勝利を挙げた。また、上本は初回の二塁守備で負傷交代し、病院へ向かった。

 逆転三塁打の梅野は4日のヤクルト戦(神宮)に続く2試合連続の猛打賞。場所を変えてのお立ち台では「やりましたあ。なんとか甲子園でヒーローになりたいと昨日は思っていたが、今日立ててうれしいです。(七回は)状態は悪くないし、結果が出ているので積極的にと思った。初球を振れたことがあのタイムリーにつながったと思う」と語った。

 この日は今季最多の4万6593人の観衆が入場。梅野の打球が左中間を抜け、三塁へ滑り込んだときにボルテージは最高潮に達した。梅野は「試合前から空席がないなあと思っていた。この日に(お立ち台に)立ててうれしいです」とスタンドに感謝した。

 広島は連勝が3で止まった。二回、エルドレッドの左中間5号ソロで1点を先制。四回は西川の左中間適時三塁打とエルドレッドの2打席連続となる中越え6号2ランで3点を追加。4-8の八回はエルドレッドの適時打で1点を返したが、お株の逆転には至らなかった。先発のドラフト1位新人・加藤は4回1/3、3安打1失点で降板した。

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