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糸井開幕OK 打って走って右膝不安なし!「いつでも行ける」

 1回、福留の内野ゴロで二塁へ走る糸井(撮影・飯室逸平)
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 「オープン戦、ロッテ6-3阪神」(20日、ZOZOマリンスタジアム)

 阪神・糸井嘉男外野手(35)が5試合連続のスタメン出場。「3番・DH」で打席に立った初回には、2試合連続安打となる中前打を放った。打って、走って「いつでも行ける」と準備OK。タテジマを着て初めて迎える開幕へ向け、覚悟は決まった。

 球場を離れる際、糸井が発した一言が順調な調整ぶりを物語っていた。オープン戦も残り5試合となった段階で「いつでも行ける」と力を込めた背番号7。試合の中でしか得られなかった打撃、走塁への手応えが、自らGOサインを出させた。

 5戦連続の先発出場を果たしたこの日、第1打席でスタンリッジが投じた145キロのストレートに対し、詰まりながらも力で押し込んだ。打球は中前に落ち、2試合連続で初回に結果を残した。オリックス戦でマークした初安打はカーブ。前日、神宮で放った3ランはチェンジアップを捉えたものだった。

 直球への対応がしっかりできただけでなく、走塁面でも捕手からの一塁けん制球に対して素早く帰塁。最も膝に負担がかかる瞬時の動きにも違和感、そして恐怖心を抱くようなそぶりはなかった。「走る方は問題ないから」と実戦の中でしかできないポイントを確認できたことも、この日の大きな収穫だ。

 「シーズンに入っていい状態のまま、1年間を戦うことはできない。いい時もあれば悪い時もある。1日、1日が修正の繰り返しだから」。糸井はそう力を込めた。あくまでもGOサインは状態が完ぺきに仕上がったというわけではない。開幕を迎える、公式戦を戦える準備が整ったという段階だ。

 長年、レギュラーとしてシーズンを戦ってきた経験があるからこそ「たとえ開幕時にMAXの状態に持って行っても、いい成績が残せるとは限らないですから」と言い切った背番号7。ペナントレースは開幕1カ月だけではなく、10月まで続く。いかに開幕以降もコンディションを保ち、好不調の波を少なくできるかが数字を残すファクターになる。

 日本ハムからオリックス時代にかけてNPB史上初の「6年連続3割・20盗塁・ゴールデングラブ賞」を成し遂げた男だからこそ、説得力を持つ調整理論-。グラウンドに立つ以上、右膝の不安はない。開幕戦の舞台に立つ準備は確かに、整った。

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