ドラ5糸原、2安打1打点1盗塁 紅白戦で守備もアピール
「阪神春季キャンプ」(11日、宜野座)
ドラフト5位・糸原健斗内野手(24)が紅白戦で4打数2安打1打点、1盗塁とアピールした。紅組の「2番・遊撃」で先発出場。持ち味であるシュアな打撃を披露した。
一回1死で迎えた第1打席では白組先発・岩田から左前打。二回1死三塁の好機では、同じく岩田から適時中前打を放ち、三走の上本を生還させた。出塁後は次打者・板山に対する2球目に完璧なスタート。バッテリーのスキをついて二塁を陥れた。
また、初めて実戦で守った遊撃のポジションについては「まだまだ出足が遅いと思う」と打球に対する一歩目を課題に挙げた。それでも守備機会を無難にこなし、内野ならどこでも守れるというユーティリティー性もアピール。内野手争いに新しい風が吹き込んでいる。