北條センター!?普段と逆の立場を体験、遊撃守備に生かす

 阪神・北條史也内野手(22)が16日、外野経験を自身の内野守備に生かす考えを示した。この日のシートノックでは俊介とともにセンターに入り、打球処理後は二塁、三塁、本塁への返球を行った。

 中堅・北條が左中間、右中間への打球を追っかけた。金本監督は「外野の気持ち(を分かるように)とか、それが目的じゃないかな」と外野挑戦の可能性は否定。あくまで本職の遊撃守備に生かすための練習だった。

 普段と逆の立場を体験した北條は「カットに投げるだけと周りから見たら思いますけど、それが難しい」「カットのラインがズレていたら投げにくい」などと、改めて感じたことが多々あった。一番の目的は遠投だったが「そこで何を感じるかは自分次第」と北條。慣れない外野経験を糧に内野手として成長する。

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