高山「ナンバー1」にこだわる!猛打賞、安打、打点すべて更新可能

 阪神・高山俊外野手(23)が23日、数々の新人記録の単独1位に意欲を見せた。1位タイと新記録の重みの違いを聞かれると「そうですね」と大きくうなずき、「あと5試合の中で1本でも多く積み重ねればいいかなと思います」とNo.1にこだわる姿勢を示した。

 猛打賞シーズン13度は58年・長嶋茂雄の新人記録まであと「1」。133安打は98年・坪井智哉の球団新人記録まで「2」、64打点は50年・徳網茂の球団新人記録まで「5」に迫っている。

 最近5試合で20打数7安打6打点と好調を維持する高山にとっては、いずれもタイではなく更新が可能な数字だ。明大時代も高田繁が保持していた東京六大学のリーグ通算安打記録127を48年ぶりに131まで更新した実績を持つ。

 この日、引退会見を開いた福原は18年の現役生活だった。同じ大卒の高山は「本当に尊敬する先輩なので、僕もそういう長くできるようにしたい」と敬意を表した。目標に掲げる長い選手生活の1年目、可能な限り新人記録の更新を狙う。

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