西岡、復帰即安打 気迫でチーム鼓舞

 「交流戦、楽天0-3阪神」(2日、コボスタ宮城)

 技術以上に、気迫がタイガースの雰囲気を変えた。腰痛の上本に代わり、この日1軍に昇格した阪神・西岡が「2番・指名打者」で5打数1安打。しかし、存在感は際立っていた。

 初回無死二塁の先制機。美馬の外角直球に対し、ヘッドを強引に返して二塁前に転がした。「3番の(福留)孝介さんにつなぐ方がいいと思った」。進塁打で二走・鳥谷は三塁へ。続く福留の一ゴロの間に生還し、先制点をもぎ取った。

 三回の先頭では、外寄りのボールを完璧に捉え中前打。次打者・福留の右前打で激走し、一気に三塁を陥れる。さらに、ゴメスのボテボテの三ゴロでホームへ突進。積極走塁で猛虎に勢いを与えた。

 金本監督は「あいつ点に絡んだっけ?」とジョークを交えながら、「練習中からスイングがキレてたからね。ちょっと打ちそうな感じがしてた」と納得。片岡打撃コーチは「結構休んでいたし、取り返してもらわないと」とさらなる奮起を促した。やはり、西岡はタイガースにとって欠かせない。

 左太もも裏に痛みを訴え、4月24日に出場選手登録を抹消。鳴尾浜で懸命にリハビリを進め、急速に回復していったが5月13日のウエスタン・中日戦で再び同箇所を痛めた。1軍復帰は大幅に遅れた。それでも、ただ前だけを見つめて調整を続けてきた。同時に、後輩選手にも声をかけ続けてきた。

 不振にあえぎ、思い詰めていた江越に寄り添い、打撃の極意を惜しみなく伝える。肩をたたき、背中を押した。

 「必要とされているうちが花なので」。この日の試合後、かみしめるように言葉を紡いだ西岡。1日のウエスタン・広島戦(鳴尾浜)で実戦復帰したばかり。緊急昇格だったが、即起用に応えるあたりはさすがだ。

 「ケガから戻ってきて、レギュラーのポジションが残っているとは思っていないので」

 4月23日・広島戦(マツダ)以来となった1軍の舞台も、臆することはない。「チームにとって必要とされる選手にならないと」。眼光鋭いまま、帰りのバスへと乗り込んだ。

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