岩田また勝てず…苦手巨人に5回3失点

 「巨人3-0阪神」(6日、東京ドーム)

 苦手は克服できなかったが、阪神・岩田なりの手応えを感じた99球だった。昨季4戦3敗の巨人打線を相手に5回3失点で降板。今季2敗目にも「光がちょっと見えてきたので、この次はしっかり投げられるように頑張ります」と前を向いた。

 一、二回はいずれも三者凡退と上々の立ち上がり。中盤で踏ん張れなかった。四回2死一、三塁から村田に右前先制打。高めに浮いた球を痛打され「改善しないといけない投球でした」と反省した。

 五回は先頭の9番・菅野からの3連打であっさり失点。1死満塁で内野ゴロの間にも加点され「菅野選手を簡単に出塁させてしまい、もったいなかった。粘りの投球ができませんでした」と悔やんだ。

 前回3月30日・ヤクルト戦(神宮)は11安打7失点で六回途中KO。中6日で懸命に修正を試みた。先発2日前のブルペンでは通常より多めの80球を投げ込んでも納得できなかった。不安を抱えたままの登板となったこの日、味方の攻撃中も三塁ベンチ前で控え捕手の岡崎を相手にキャッチボールを繰り返したが改善できなかった。

 勝てば今季初の単独首位に立つ一戦に完敗。自身の1勝目もお預けとなった。それでも一筋の光明を見いだした。次こそ三度目の正直でチームの白星に貢献する。

関連ニュース

編集者のオススメ記事

タイガース最新ニュース

もっとみる

    スコア速報

    主要ニュース

    ランキング(タイガース)

    話題の写真ランキング

    写真

    リアルタイムランキング

    注目トピックス