上本肉離れだった…最悪今季絶望も

 阪神・上本博紀内野手(29)が11日・広島戦で痛めた左太もも裏を肉離れと診断されたことが13日、分かった。12日に出場選手登録を抹消され、この日、大阪市内の病院で検査を受けた。全治などの詳細は不明だが、最悪の場合は今季絶望となる可能性もある。

 現時点での今季最終戦は、10月4日の広島戦(甲子園)。シーズンは残り3週間しかない。一般的に肉離れを発症後は安静にして、リハビリを開始する。2軍で実戦感覚を養う時間も考慮すると、レギュラーシーズン中に1軍復帰することは難しくなった。症状が軽ければ、ポストシーズンでの復帰を目指すことになりそうだ。

 優勝争いのまっただ中で、選手会長の不在は大きな痛手だ。上本は今季108試合に出場して打率・253、4本塁打、31打点。チームトップの19盗塁を記録していた。

 12日・広島戦からは大和が二塁をカバーしている。だが、今後は各チームの主力投手と対戦することになるため、攻撃面を考えれば、上本離脱のダメージは計り知れない。

 甲子園で報告を受けた和田監督にとっても大きな誤算となった。12日に「誰が欠けても痛い」と話していたが、さらに頭を抱える事態になってしまった。

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