福留 天敵マイコ&ポレダ撃つ!

 天敵攻略は任せた-。阪神・福留孝介外野手(38)は8日、巨人戦が雨天中止となり、甲子園室内練習場で9日の先発・マイコラス、10日の先発が有力なポレダ攻略へ向けて調整した。4試合連続で4番に座っているベテランが、2投手を打ち崩して独走態勢へ導く。

 今季は何度も苦しめられた。チームの対戦成績はマイコラスが4試合で0勝3敗、防御率0・93。ポレダは5試合で1勝4敗、防御率2・43だ。

 ただ、福留だけは奮闘してきた。マイコラスに対してはチームでゴメスと並んで最も安打を放ち、唯一の本塁打を放っている。ポレダからも適時打を記録しており、苦手意識はない。「(今後は)どの試合も大事になる」。残り20試合。先は見ない。1球、1打席に集中して勝利へ導く決意だ。

 8日・巨人戦が雨天中止となったことは、手負いの男にとって“恵みの雨”となった。8月11日・中日戦で負傷した右手中指を、5日・中日戦でさらに痛めている。

 7日の練習では打撃練習を回避し、この日のティー打撃では負担を軽減するために右手だけ手袋をつけてスイング。痛みが残っていることを考慮すれば、2日連続で試合がなかったことはプラスとなったはずだ。

 「自分たちの野球をやるだけ」と常々話すベテラン。9日、まずはマイコラスを全力で倒しにいく。

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