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阪神11度目完封負けで首位奪回に失敗

 1回、チャンスにゴメスが凡退し、ほおを膨らませる和田監督(撮影・棚橋慶太)
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 「阪神0-5ヤクルト」(2日、甲子園)

 蒸し暑い聖地で、阪神がお寒い今季11度目の完封負けだ。快勝を願い黄色に染めた虎ファンの不快指数は高まるばかり。勝てば首位奪回の絶好機で連敗を喫し、3位に転落する悲劇も待っていた。

 山中に7回を5安打無得点に抑え込まれ、今季2戦2敗、対戦防御率は0・69だ。「なかなか練習できるピッチャーじゃない。前回の反省を生かしていきたいところだったけど」。和田監督は、苦虫をかみつぶしたような表情で嘆いた。

 変則のアンダースローに翻弄(ほんろう)され、「タイミングが合わなかったね」と関川打撃コーチ。一回には1死一、二塁でゴメスが中飛、マートンが四球でつないだ満塁で今成が中飛。六回無死二塁ではゴメスとマートンが凡退するなど得点につながらない。山中に3打数無安打のゴメスは「今日は、いいピッチングをされたと思うよ」と脱帽した。

 同じ投手にまたもやられて虎党の怒りもピークに達した。七回に代打の新井良と俊介が凡退し、鳥谷が捕邪飛に倒れるとスタンドからはブーイングが起こった。「一回目よりも二回目。二回目よりも三回目。また当たるピッチャー」と虎将は雪辱を誓ったが…。

 ビハインドの展開で安藤と福原を投入する執念の采配も実らなかった。長期ロード前最後の甲子園での勝利にこだわったのだが、眼前に突きつけられたのは悲しい現実だ。

 今季ビジターは、17勝27敗1分けと大きく負け越しており、和田監督は、表情をさらに引き締めた。「ビジターの数字があまりよくない。気持ちを引き締め直して(甲子園に)帰ってくる時に、混戦から抜け出してこられるようなロードにしたい」。本当の勝負どころはこれから。敵地で白星をもぎ取るために必死に戦い、試練を乗り越える。

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