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能見やっぱりエース!貫禄2回無失点

2回、二塁へけん制球を投げる能見(撮影・田中太一)
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 「阪神紅白戦、白組3-1紅組」(15日、宜野座)

 阪神・能見篤史投手(35)が15日、紅白戦に紅組で先発し、20球を投げて2回無安打無失点。安定した内容だった中、強弱を付けた直球を新たに試投。今後も試していく考えで、結果だけでなく、新たなレベルアップも図った初実戦となった。

 20球のうち、投じた球種は梅野と打ち合わせていた通りに直球とフォークだけ。ただ、初回2死から対戦した西岡とは「『シュート(を投げた)でしょ』と言ってきた」というやりとりがあったという。実際には投げていないのに、だ。そこに能見の狙いがあった。

 「(今日のテーマは)ボールの高さとボール(直球)の強弱。いろいろとやらないと」

 2回無安打無失点となった初実戦のマウンド。安定感あるピッチングと残した結果はさすがと思わせるものだったが、そこにこだわったわけではない。まだ開幕まで時間のある2月中旬。新たな進化を求めて取り組み、この日に披露したのが、意図的にわずかに力を弱めた直球だ。

 「外に真っすぐを投げるにしても、ちょっと抜いて投げるとか。(今後も)いろいろと考えてやらないと」と能見。初回、先頭の江越は139キロで左飛に打ち取り、続く荒木への初球で140キロを記録するなど一ゴロに。そして迎えた西岡への2球目だ。わずかに球速を落とした137キロで、三ゴロに仕留めた。

 二回は、1死から中谷を失策で出塁させたが、後続をピシャリ。テーマとしていたボールの強弱の手応えは「そうでもないです」と話したが、貪欲に新たなチャレンジを試みるところが、今季にかける意気込みの表れ。キャンプ初日から直球を中心に精力的に投げ込んだ中、この日試した“新球”も練習してきていた。

 「進化していかないと。まだスライダーは(ブルペンでも)投げてないので(次の)実戦までにやらないと」

 もっとできる。もっと自分を伸ばせる。まだ老け込む年じゃない。仮に開幕投手でなくても、ローテを支える重要な存在。貫禄の投球に能見の意欲と責任感が見えた。

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