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メッセG斬り3連勝“キラー”本領発揮

 「巨人5‐12阪神」(11日、東京ド)

 心地よい緊張感が全身に走る。2カ月ぶりの伝統の一戦。その初戦のマウンドを託された阪神のメッセンジャーが、今季の“Gキラー”ぶりを見せつけた。

 「本塁打以外は、いい投球ができたんじゃないかな。あれだけ点を取ってもらって、野手の方に感謝したい」

 相手は首位を走る宿敵・巨人。そして長打が出やすい敵地・東京ドームでの戦い。たやすく主導権を握れる試合ではない。立ち上がりの右腕は、強力打線に苦戦を強いられた。

 初回に1点の援護を受けたが、その裏に2死三塁で村田に中前適時打を浴びて同点。さらに続く二回は1死から、7番に座る阿部に甘く入った内角直球を弾丸ライナーで右翼席中段へと運ばれた。

 この試合まで、巨人との対戦防御率1・17。絶対的な安定感を見せたメッセが、序盤に2点を失った。だが「ビビっていては野球にならない。気持ちで負けないようにした」と攻めの姿勢を貫く。

 同点の三回1死三塁は無失点に抑え、五回はセペダ、坂本から2つの見逃し三振を奪う。六回に味方打線が一挙4点を勝ち越す大きな流れをつくり出した。7回3失点でチームトップの7勝目。面目躍如の投球だった。

 昨季は巨人戦の先発はなし。今季は登板を熱望し、ここまで3勝無敗の成績だ。「巨人に、強いチームに勝たなければ上にいけない。チームに勝利をもたらす投球をしたい」。闘志を胸に、10年8月4日以来の東京ドームでの白星を挙げた。

 「相手打線が調子がいい中で、ビッグイニングを作らなかったからね」と和田監督も最敬礼。通算46勝目は、キーオを抜いて球団の外国人投手歴代単独2位、セ・リーグの外国人投手では歴代4位タイの勝ち星だ。「それだけチームに貢献できているということ。うれしいね」とメッセ。歓喜の瞬間まで、その記録をどこまでも伸ばし続ける。

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