大和骨折、今季絶望も…和田虎に激痛

 阪神の大和内野手(25)が21日、右手第5中手骨骨折のため出場選手登録を抹消された。午前中に遠征先の横浜から帰阪し、22日から鳴尾浜でリハビリを行う予定。近日中に再検査を受ける見込みで、今季中の復帰は絶望的な状況となった。

 衝撃的な逆転負けから一夜明け、追い打ちをかけるような事実がチームに飛び込んできた。20日・DeNA戦の九回、右手に死球を受けた大和。この日、横浜市内の病院でエックス線検査を受けた結果、「右手第5中手骨の骨折」と診断された。小指の骨が折れており、全治は明らかになっていないが、今季中の復帰は厳しい状況だ。

 球場入りする際に報道陣に対応した和田監督は「長い時間かかりそうやな」と表情を曇らせた。「今季中の復帰?それはまだ(もう一度)検査してからじゃないと分からん」と語り、近日中に精密検査を受けることを示唆した。

 今季は開幕から2番を任され、試合数を重ねるにつれてしぶとい打撃を見せるなど飛躍を果たしていた。チームでは赤星以来となるシーズン20盗塁にあと1つと迫り、プロ入り初の規定打席到達も視界に入っていた。安定した守備力も含めてチームへの貢献度は大きかっただけに、黒田ヘッドコーチは「痛いな。本人もここまで頑張ってきとったからな」と大和の心境を察した。

 本人は午前中に遠征先の横浜から帰阪。22日から鳴尾浜でリハビリを開始する予定だ。右手中手骨は打撃だけでなく、スローイングにも影響する箇所だけに回復には時間を要すると見られる。患部の状態次第では、シーズン終盤に復帰できる可能性もあるが、今は再検査の結果を待つしかない。

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