和田監督、ホーム6連戦で再建打ァ~!

 ホーム6連戦で猛虎打線をよみがえらせる!!阪神・和田豊監督(50)が12日、京セラドームで行われるホーム6連戦(13日からの広島、ヤクルト戦)で、地の利を生かした打線復活への策を講じる考えを明かした。

 虎の課題とされる真夏のロード。だが、ここまでは3カードすべて勝ち越し、6勝3敗。ただ、楽な展開での勝利は少ない。これから巨人追走へ加速しなければいけない中、不安要素を挙げるとすれば、後半戦から下降線をたどる打線だ。

 ここで巡ってきたホーム6連戦は、光明だ。「ビジターが10日間ぐらい続いたけど、ホームということで最初に練習ができるから、時間を有効に使える」と和田監督。この期間に、巻き返しへの準備を整える考えだ。

 後半戦のチーム打率・235と苦しむ打線の再生。和田監督も「ホームのルーティンってのがあるから。ビジターだとできないことがあるけど、施設面とかね。しっかり打線を再編成していきます」と思いを巡らせる。

 時間的な余裕は最大の武器だ。施設をフル活用し、若手選手から主力に至るまで早出での特打が可能。しゃく熱の屋外ではなく、ドーム球場というのも追い風だ。ここで野手陣が徹底的に振り込み、厳しい夏場で逆に体の切れを取り戻す。巨人への挑戦権を再び得るため、猛虎が鋭く牙を研ぐ。

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