阪神・山田勝彦バッテリーコーチ（４３）と日高剛捕手（３５）が１３日、交流戦開幕となるオリックス戦（甲子園）で古巣攻略に一役買うことを誓った。

　オリックスには３年連続で勝ち越せていない上、今季は今まで以上に手ごわい。李大浩ら４人も３割打者が並び、パ・リーグ２位のチーム打率・２６９を誇る。いかにして猛牛打線を分断するかがカギとなる。

　同コーチは甲子園練習でスコアラーと情報を交換。「自分の感覚もある。意見を伝えて話し合いながら攻略したい」と、コーチとして在籍した２年間で蓄積された知識と経験を還元する方針だ。

　日高は榎田が先発する１５日のスタメンが濃厚。「オープン戦で２試合戦っているしね」と昨年まで１７年間在籍した古巣攻略に自信を見せた。チームにとっても重要な交流戦開幕カード。２人が勝利への糸口を見つけ出す。