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藤浪見ろ!慣れろ!2月実戦ベンチ入り

 阪神・中西清起投手コーチ(50)が21日、兵庫県西宮市の鳴尾浜での新人合同自主トレを視察し、ドラフト1位・藤浪晋太郎投手(18)=大阪桐蔭=をキャンプ地の宜野座での対外試合でベンチやブルペンに入れるプランを明かした。登板予定がなくてもプロの雰囲気に慣れさせることが狙い。英才教育を施して、大型ルーキーを、より大きく育て上げる。

 わずかな時間もムダにはしない。未来のエース候補であり、今季の戦力としても考えるからこそ、万全の準備を整える。この日、鳴尾浜での新人合同自主トレを視察した中西投手コーチは、藤浪に施す英才教育プランの一端を明かした。2月中は実戦登板を封印する可能性が高いが、たとえ投げなくてもベンチやブルペン入りし、少しでもプロの空気に触れさせる。

 「ビジターに連れて行くことはないけど、宜野座の試合ならベンチに入って(雰囲気に)慣らすのはあるかもしれない。ブルペンにも入って」

 どんなことでも吸収させて学ばせる。中西コーチがプランとして描くのは、登板予定がなくてもベンチやブルペンに入れてプロの雰囲気に慣れさせること。試合の流れを感じさせるのはもちろん、阪神の選手や相手チームの選手の実戦でのプレーを近くで見ることが刺激となり、勉強することも多くあるからだ。

 阪神は、沖縄キャンプ中に練習試合を6試合行う予定となっている。そのうち、宜野座での試合は11日の韓国LG戦、17日の楽天戦、21日のロッテ戦の3試合で、そこが今回のプランの対象だ。中西コーチの考えを伝え聞いた藤浪も「プロのピッチングとか配球を見られるので、そこを学びたい」と意欲を見せた。

 まだ先のこととはいえ、首脳陣が青写真を描けるのも順調に調整を進めているからこそだ。中西コーチはこの日、藤浪のブルペンでの32球の投球を見て、改めて右腕の力に太鼓判。「ボールの力が強い。高卒の球ではない。遠投を見ててもすごいし肩の力を持ってる」と絶賛した。

 今後は、キャンプまでは30球~40球の球数で調整させる方針で、キャンプでも第1クールは立ち投げで止める方向。中西コーチが「(本格的に投げるのが)肩もできてからの後半からになるけど」と話すように、現時点で捕手を座らせてのピッチングは、坂井オーナーも視察予定の第2クール以降となる予定だ。

 「実戦で投げるところから逆算して(捕手を)座らせていくよ。座らせて、打撃投手をやって、シートで投げてからゲームと段階を踏んで」と中西コーチ。無限の可能性を秘める逸材だからこそ最善の策を練る。刺激やヒントもできる限り与える。そこから何を感じて学ぶのかは藤浪次第だ。

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