新井45m投げた!コンラッドに負けん

 右肩リハビリ中の阪神・新井貴浩内野手(35)が13日、甲子園の室内練習場で自主トレを公開した。前日の12日にも権田トレーナーの元、右肩の状態をチェックしており、2日連続で順調な経過を確認した。新井は「オープン戦までにいい状態に持っていく」と初戦の2月23日(日本ハム戦・名護)に向け、三塁での完全復活を目指していく。

 権田トレーナーが入念に右肩の状態を確認し終えると、新井はキャッチボールを始めた。20メートルぐらいから徐々に距離を伸ばし、リハビリ中では最長となる45メートル。山なりではなく、鋭い軌道を描く球を投げ込んだ。

 自身の現状を「万全の状態からすると5~6割だけど、(昨季が終了した)3カ月前に比べれば(右肩の状態は)雲泥の差」と話す。権田トレーナーも「(回復具合は)2段階ぐらい上がっている。塁間ぐらいの距離なら十分、力強い球を投げられる」と順調な回復ぶりに太鼓判を押した。

 キャッチボールの最後に、三塁の守備位置付近に向かった新井。15球ほど、一塁への送球練習を行った。そこに完全復活への強い意志を示した。三塁は新助っ人コンラッドとの争いになる。一塁の選択肢もあるが、「あくまで三塁」にこだわる。自身が描くのは、万全な状態で臨むオープン戦出場の青写真だ。

 「送球に十分なところまで(右肩の)可動域が広がってきている」と権田トレーナー。マシンに加え、打撃投手の球をほぼフルスイングで打ち返したという。打つ、走るはもう問題はない。残る課題は守備のみだ。

 昨年12月10日から本格的に始めたリハビリ。今後は首脳陣らと話しながら、キャンプインまでの計画を立てていく。「半歩ずつでも」と焦る気持ちを抑えつつ、復活への光は、もう見えている。

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