V32へ白鵬は鶴竜戦に気負いなし

 「大相撲九州場所・14日目」(22日、福岡国際センター)

 のど輪で攻めてくる日馬富士の腕をたぐる。背後につくと送り出し。白鵬は勝利をかみしめるように、ウンッとうなずいてみせた。

 鶴竜の取組前に出番だったが「ああだ、こうだ考えても、きりがない。先に相撲を取れたんで、気楽に。タイミングがよかった」と平常心で臨んだ。この日、優勝は決まらなかったが心境に変化はない。「今場所は追いかける立場ですから」とあくまでも挑戦者の姿勢を崩さない。

 千秋楽の鶴竜との直接対決。本割で勝てば優勝が決まる。例え負けても決定戦だ。「(決定戦を含め)2番取りたくはないか」と聞かれると「いや、そんなことないです」。いずれにしても、白鵬は1回勝てば優勝。大きな気持ちで、大一番に臨む。

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