横綱鶴竜26日誕生 口上は「練習します」

 大相撲の大関鶴竜(28)=井筒=は第71代横綱昇進を翌日に控えた25日、普段通りにこやかに過ごした。前日は来日中の両親とゆっくり過ごし、リラックスした様子だった。

 大阪市内の井筒部屋宿舎では、時津風一門の幕下以下の力士30人余りが、新しい綱を作るための準備となる「麻もみ」を行った。多くの人が準備に携わるのを見守った鶴竜は「本当にありがたい。期待に応えないといけない」と心に留めた。シンプルにする予定の伝達式での口上は「ほぼ決まった。練習します」と話した。

 三つぞろいの化粧まわしは、北の湖理事長(元横綱)が昨年6月の還暦土俵入りで使用したものを当面借り受ける。宿舎に化粧まわしが届き「使わせてもらっていいのかな。(理事長は)力士のことを一番思ってくださっている方」と恐縮していた。

 27日には「綱打ち」と雲竜型の土俵入りの稽古がある。一門外の貴乃花親方(元横綱)が土俵入りを指導することには「大横綱に教えていただけるなんて」と感激の面持ちだった。

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