ラマダン明け大砂嵐が増量に成功も胃痛

 日本相撲協会による力士健康診断が28日、東京・両国国技館内の相撲診療所で行われた。日中に飲食ができないイスラム教の断食月、ラマダンから明けた十両大砂嵐(21)=大嶽=は体重の大幅ダウンから一転、増量に成功した。

 新十両だった名古屋場所は4日目(7月10日)からラマダンに突入。10勝5敗の好成績を残し、8月8日に期間を終えた。この日の測定では身長189センチ、体重146キロ。食事量が落ちるため、ラマダン終盤には138キロまで体重が減ったというが、先場所前の143キロから3キロ太った数値に「だいぶ体重が戻ってきましたね」と、笑顔を見せた。

 十両上位で臨む秋場所(9月15日初日・両国国技館)では、大幅な勝ち越しで新入幕を狙う大砂嵐。ただ、胃腸の負担が大きかったのか腹痛に悩んでおり、今月中旬から通院中という。「原因がよく分からない。薬は飲んでるんですが。今度は胃カメラで診てもらいます」と、不安ものぞかせた。

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