日馬はや金星配給 綱4場所で5つ目

 「大相撲夏場所2日目」(13日、両国国技館)

 横綱日馬富士は平幕の妙義龍に押し出され、早くも初黒星を喫した。横綱4場所目で5つ目の金星配給となり、9勝6敗に終わった先場所からの巻き返しに暗雲が立ち込めた。横綱白鵬は安美錦をはたき込んで2連勝。稀勢の里、琴奨菊、鶴竜、かど番の琴欧洲の大関陣は、初日に続いて安泰だった。

 うつむきながら支度部屋の風呂場から上がった日馬富士は、取組を振り返る質問に「流れなんでね」と繰り返した。国技館の地下駐車場へ向かう途中で「明日から頑張ります」と口にし、帰りの車に乗り込んだ。

 完敗だった。立ち合い直後に左へ動いた妙義龍の、鋭い突きと押しに防戦一方。荒々しい張り手も空振りした。懸命に引いたが、呼び込んでしまい土俵を割ると、腰を手にやって首をかしげた。

 横綱4場所目だが、昇進後は9勝、全勝優勝、9勝と安定感を欠く。朝青龍を通じて親交のあるホリエモンこと、元ライブドア社長・堀江貴文氏(40)も嘆いた。「コロッてあいつ、何で負けんだよ。残念です。(横綱は)食が細いんですよ。前の場所は9勝ですか。ボラティリティ(金融用語。銘柄の価格変動率の意)が大きすぎる」。粉飾決済事件で実刑判決が下り、今年3月仮出所後は初観戦だった。

 通算5つ目の金星配給。師匠の伊勢ケ浜親方(元横綱旭富士)は「協会に迷惑が掛かる。今日は頑張らないと」と、大関以上では唯一の黒星に猛省を促した。北の湖理事長(元横綱)は「押し込まれた後の張り手でヒジが開いて、下から入られた」と敗因を分析した。

 体重134キロは幕内最軽量で、もともと受けは強くない。攻めに特化して克服してきたが、両足首痛のため稽古を十分積めない苦境にいる。失地回復には、兄貴分だった朝青龍譲りの闘志を奮い立たせるしかない。

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