豪栄道、日馬から助言で課題再認識

 「大相撲夏場所」(12日初日、両国国技館)

 大関候補の関脇豪栄道が7日、千葉県松戸市の鳴戸部屋に出稽古した。同じく出稽古に来た横綱日馬富士、大関稀勢の里らと30番取り、横綱には2勝7敗、大関とは5勝6敗で、合計では16勝14敗だった。

 場所前に日馬富士と申し合いを行ったのは記憶になく「やれたことはプラス。横綱に言われたことを意識したい」と話した。

 横綱との稽古中には「もっと強く当たることを考えろ!!」と助言された。一気に前に出る相撲を目指しており「まだ力が足りない。通じない部分があった」と、課題を再認識していた。

 一方の日馬富士は大関には5勝2敗で、合計28番で22勝6敗。幕内妙義龍、高安らとも密度の濃い相撲を取り「いい稽古ができた。あと2、3日でだいぶ調子が上がってくると思う」と、手応えを口にしていた。

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