米移民捜査官がNYで学生拘束 「不明者捜索」と偽り侵入

 【ニューヨーク共同】米ニューヨークのコロンビア大によると、移民取り締まりの連邦捜査官が26日朝「行方不明者の捜索」と偽って学内に侵入し、学生1人を拘束した。大学周辺では学生らが集まり抗議。ニューヨーク市のマムダニ市長はホワイトハウスでトランプ大統領と会談し、懸念を伝達した。学生は間もなく解放された。

 AP通信によると、学生はアゼルバイジャン出身の4年生の女子学生。神経科学と政治学を専攻し、移民として大学生活を乗り切るための話などを交流サイト(SNS)に投稿していた。移民・税関捜査局(ICE)を管轄する国土安全保障省は声明で、ICEの捜査官が学生を拘束したと発表。「授業に出席しなかったため、2016年に学生ビザが失効していた」と説明した。

 トランプ政権は不法移民対策を看板政策として掲げているが、手荒な摘発手法に批判の声が高まり、一部見直しを迫られている。マムダニ氏はX(旧ツイッター)に「会談後トランプ氏から電話があり『彼女は間もなく釈放される』と伝えられた」と投稿した。

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