南極のトッテン氷河沖で集中観測 融解加速、メカニズム調査

 【南極海=南極観測隊同行記者】南極観測船「しらせ」に乗った第67次南極地域観測隊(青木茂隊長)は6日、東南極のトッテン氷河沖で集中観測を始めた。融解が加速しているとされており、26日まで、約30カ所でそのメカニズムや、生物への影響などを調べる。

 6日は南緯65度付近の海上で、水温や塩分などを調べるセンサーを投入したり、プランクトンを採取したりした。海洋観測のまとめ役を担う国立極地研究所の平野大輔さんは「今年は海氷が少なく、観測には追い風の状況なので好機をものにしたい」と意気込みを語った。

 トッテン氷河は全て解けると世界の海水面を4メートル上げるほどの氷を抱えるとされる。

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