茂木外相、欧州アジア歴訪調整 経済協力、エネ安保議論
茂木敏充外相が8月下旬から9月上旬にかけてトルクメニスタン、スロバキア、オーストリア、モンゴルの4カ国を歴訪する方向で調整していることが分かった。経済協力やエネルギー安全保障、地域情勢を巡って議論する見通し。影響力を拡大する中国をにらみ、2国間関係の強化も図りたい考えだ。複数の政府関係者が15日、明らかにした。
中国と関係の深いモンゴルでは、日本の政府開発援助(ODA)などで建設した新ウランバートル国際空港(チンギスハン国際空港)の拡張に協力する方針を伝達。モンゴルは北朝鮮と伝統的な友好関係にあり、日本人拉致問題の解決に向けた連携を改めて求める。
トルクメニスタンは天然ガスが豊富で、エネルギー供給面での協力推進を目指す。スロバキアでは、ハンガリーとポーランド、チェコの4カ国で構成される地域枠組み「V4」との会合を模索する。
オーストリアの首都ウィーンでは国際原子力機関(IAEA)のグロッシ事務局長と会い、イランや北朝鮮の核問題、東京電力福島第1原発の廃炉に向けた協力について協議したい意向だ。
