台風が連休直撃、観光客に影響 強まる雨脚「予定大きく崩れた」

 日本列島に接近した台風25号は21日、9月の連休「シルバーウイーク」を直撃し、各地を訪れた観光客に影響を与えた。雨脚が強まる中、傘でしのぐ姿や、交通機関の乱れで途方に暮れる客も。「予定が大きく崩れた」との声も上がった。

 多くの観光客が行き交う東京・浅草。雷門は雨宿りする人たちであふれた。青森市の会社員亀田真樹子さん(45)は参加予定だったバスツアーが中止となり、困惑した様子だ。「まさか台風と重なるなんて。これからどう過ごそうか」と表情を曇らせた。

 浅草を巡る人気の人力車も、安全を考慮して午後から営業を取りやめた。車夫伊藤駿平さん(27)は「早く台風が過ぎてほしい。いつも通りお客さまをもてなしたい」と話した。

 羽田空港では多くの便が欠航に。夫婦で渡米する高知県の60代女性は、搭乗便が延期となり「これから1泊することになるのか。見当がつかない」とつぶやいた。娘の帰国を待つ50代女性も「安全に帰ってきてくれれば良いけど…」と運航状況を知らせる掲示板を不安そうに見つめた。

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