地域復興見通し立たず71% 輪島市民調査、防災科研
防災科学技術研究所(茨城県つくば市)は23日、2024年の能登半島地震と豪雨で被災した石川県輪島市の住民に対し復旧・復興状況などについてアンケートした結果を公表した。地域の復興の見通しに関し「全く立っていない」「あまり立っていない」との回答が71・0%に上った。
昨年11月、市の住民基本台帳に記載された18歳~80歳未満の市民約1万4千人を対象に質問紙を郵送。有効回答は7740人だった。
地震前に住んでいた地域がどれぐらい元の状態に近づいたと思うかとの問いに「全く元に戻っていない」としたのが49・4%に達した。
地域の人と復興について話し合っているかどうかを尋ねたところ、「全くしていない」「あまりしていない」が60・9%で、地域で助け合っていると思うかどうかは「とてもそう思う」「まあそう思う」は42・1%にとどまった。
塩崎由人研究員は「復興について地域で話し合う機会が限られている。外部の支援組織が入り、地域の力を引き出す仕掛けが必要だ」と話した。





