水泳授業事故、業過致死認める 高知小4死亡、教諭初公判
高知市立小4年の男児が昨年7月、中学校のプールを利用した水泳授業中に溺死した事故で、業務上過失致死罪に問われた現場の指導教諭栗林未鈴被告(27)は24日、高知地裁(稲田康史裁判長)で開かれた初公判で「(間違いは)ありません」と起訴内容を認めた。
検察側は冒頭陳述で、被告は体育主任としてプール全体の監視や児童同士の安全確認の重要性を認識しながら、必要な対応を取らなかったと指摘。「漫然と男児を水深の深い地点で泳がせ、溺れさせた」と述べた。
被告人質問で被告は、授業の進度が遅れている焦りから、プール全体の監視よりも指導を重視してしまったとし、謝罪した。





