「陸上部の練習を見守る」柴犬「なお、知り合いや関係者は誰もいない」一体ナゼ?
「陸上部の練習を見守る。
なお、知り合いや関係者は誰もいない。」
夜のグラウンドで練習中なのであろう陸上部の皆さんをひたむきに見守る柴犬さんの姿が「X」で人気を集めました。明かりに照らされた横顔は真剣そのものですが、実は部内には「知り合いや関係者は誰もいない」のだそうで…飼い主さんに事情をお聞きしました。
愛犬の写真を撮影、投稿したのは「柴犬ののの」(@nonohime_shiba)さん(以下、飼い主さん)です。柴犬さんのお名まえは「のの」ちゃんといい、12月10日に6歳になったばかりの女の子です。練習風景を見守るののちゃんにさまざまなコメントが寄せられました。
「一緒に走ろうと言われるのを 待っている」
「なんて心優しい応援団(1人だけどww)」
「前世は陸上部だったのかもね。」
「控えの選手かな」
「もはやただの通りすがりの保護者みたいな立ち位置 気持ちは関係者」
いったい何がそんなにもののちゃんの興味をひいたのでしょうか。飼い主さんに撮影時のことを教えてもらいました。
■理由は…?
--こういったことは初めて?
陸上部の練習を見守るのは初めてでした。ただ、そもそも性格として人が大好きなので、今回のように"陸上部の練習"というよりも、人が集まっているということに反応したのだと思います。
■基本的に、人は自分と遊んでくれると思っている
--そうだったのですね。
基本的には人がいると自分と遊んでくれると思っている節があり、相手がやってくるまで座って待つことがよくあります。
--長い間、こうやって見守っていたのでしょうか?
5分程度でした。自分のところにやってこない、遊んでくれそうな相手ではないという判断(諦め)をしたのだと思います。
■人が大好きで信頼しているののちゃん
その後また「練習風景」を見に行きたがりますか?とたずねると「特に練習風景が見たいといったことはないと思われますが、もう一度その場所に連れて行き、人が居れば同じような行動をするかもしれません」と飼い主さん。
人が大好きな愛犬について「とにかく人を威嚇して敵視してしまうような性質でなくてよかったなとは思っています。信頼しすぎなのも困るので、一緒に生活していく中で、どうにかバランスをとっていきたいと思います」と話しています。
(まいどなニュース特約・山本 明)





