ブラジル、左派の現職ルラ氏再選 大統領選、親米政権拡大に歯止め

 ブラジル大統領選で再選を決めた左派ルラ氏=25日、サンパウロ(ロイター=共同)
2枚

 【サンパウロ共同】ブラジル大統領選決選投票が25日行われ、左派ルラ大統領(80)が再選を果たした。選挙管理当局が発表した。4日の第1回投票では2位だったが、首位の親米右派フラビオ・ボルソナロ上院議員(45)との接戦を制した。親米政権の誕生が相次ぐ中南米で、右派伸長の流れに歯止めをかけた。ルラ氏は来年1月5日、通算4期目に就任する。

 トランプ米政権は中南米を含む西半球で覇権を求める「ドンロー主義」を掲げ、影響力拡大を図る。ルラ氏は最大都市サンパウロで支持者らを前に勝利宣言し、「ブラジルは誰の庭にもならない」と米国への対抗姿勢を鮮明にした。

 トランプ大統領と良好な関係を築いたジャイル・ボルソナロ前大統領の長男で、対米関係を強化する方針を示していたボルソナロ氏が敗れたことで、トランプ政権はルラ政権への圧力を一段と強める可能性もある。

 開票は終了し、得票率はルラ氏が51・79%、ボルソナロ氏が48・21%。

 ボルソナロ氏は、悪天候などで投票が2時間延長されたことを理由に「選挙の無効を求める」と述べた。

主要最新ニュース

もっとみる

    主要ニュース

    ランキング

    話題の写真ランキング

    リアルタイムランキング

    注目トピックス