道路に落ちている“雪の塊”に見える物体「これは岩だと思ってください」 衝突し廃車になった例も…北海道のレーシングドライバーが注意喚起

「これは岩だと思ってください」という一言とともに、バランスボールほどの巨大な氷の塊が道路に落ちている写真がXに投稿され、危険性の高さに驚く声が相次ぎました。投稿したのは、北海道でレーシングドライバーとして活動している大島良平さん(@BrunaRacing)です。北海道の道路で撮影された事例として、注意喚起にもつながっています。

この大きな雪の塊は、投稿主さんが仕事で道路を走行中に発見したものだそう。サイズは50~60cm程度と、一般的なバランスボールくらいの大きさで、通常イメージする落雪とは比較にならない大きさだったため、記録と注意喚起の意味も込めて投稿したといいます。

「知人がこれより小さな塊にぶつかった経験があり、オイルパンを破損してエンジンが壊れ、廃車になったのを見たことがありました。それよりも大きいので、当たりどころが悪ければ大事故になりかねません」

投稿に対して、道外の人からは「普通の雪の塊に見える」という反応も多かったといいます。しかし実際は単なる雪ではなく、走行中の大型車両に付着した氷が大きく固まり、車体から落下したものだといいます。

「トラックやバスのタイヤ周りに、道路から跳ね上がった雪や水が少しずつ凍りついていきます。それがどんどん大きくなり、重さに耐えきれなくなって振動で落ちてしまうんです。このクラスなら20kg~30kgくらいはあると思いますね。小さなハンマーくらいじゃ全く割れません。岩くらいの強度があります」

「大きさを問わなければ、そこら中にあります」と投稿主さん。北海道の冬道では、こうした氷の落下物に遭遇する可能性は決して珍しくないといいます。そのため--。

「とにかく冬道では、よそ見は絶対にしないで走り続けることが大切です」

また、事故を回避するためには「ブレーキを踏んでもすぐには止まらないので、常に最悪のシナリオを想定した『かもしれない運転』を心がけるなど、危険予測しながら走ることが重要」とアドバイスを送ります。

今回の投稿への反響を通じて、北海道の冬道の特性を改めて感じたと話す、投稿主さん。

「どこのエリアでも道中に岩が落ちていたら大惨事だと思いますが、冬の北海道ではそれが日常的にありえるので、『道路が凍っていて滑る』以外にも危険があることを改めて感じました」

しかし一方で、冬の北海道ならではの魅力もあると語ります。

「マイナス10℃を下回らないと見えない『綺麗さ』が、北海道ではそこら中にあります。厳しい環境ではありますが、ぜひ、あえて真冬にゆっくり北海道の田舎を巡ってほしいです」

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