【中学受験】経験者の7割超「受験をして良かった」 一方で「流されていた」「やりたくなかった」人も

マーケティング支援事業を手掛ける株式会社one(東京都新宿区)は、このほど「中学受験に関する調査」を実施しました。同調査によると、中学受験経験者の7割以上が「中学受験をして良かった」と振り返る一方、当時の気持ちとして「よく分からないまま流されていた」「できればやりたくなかった」が半数となり、主体的に中学受験に取り組んだ人ばかりではないことが明らかになりました。

調査は、自身または子どもが中学受験の経験がある全国の18歳以上の男女540人を対象として、2026年1月にインターネットで実施されました。

まず、「自身が中学受験をしたこと」について尋ねたところ、7割以上が「良かったと思う」(とても良かったと思う21.4%、まあ良かったと思う49.5%)と回答しました。

一方で、「自身が中学受験を経験した方に当時の気持ち」としては、「大変だが意味があると思っていた」(37.6%)が最多となったものの、「よく分からないまま流されていた」(30.2%)や「できればやりたくなかった」(27.3%)という声も少なくないことがわかりました。

続けて、「中学受験を経験して良かったと思うこと」を尋ねたところ、「自信がついた」(39.9%)、「学力や勉強習慣が身についた」(37.8%)、「努力の仕方・粘り強さを学んだ」(37.0%)が上位となりました。

一方、「中学受験を経験してつらかったと思うこと」としては、「勉強量・勉強時間が多かった」(38.7%)、「成績や順位のプレッシャーが強かった」「友だちと遊ぶ時間が減った」(いずれも36.1%)が上位に挙がったほか、「睡眠時間・休息が十分に取れなかった」(27.6%)や「『やらされている感覚』の強さ」(24.1%)という意見も見られました。

■中学受験経験者が子どもの中学受験を考えた理由は…

次に、自身が中学受験経験者で、子どもも中学受験をした人に対して、「子どもの中学受験を考えた理由」を尋ねたところ、「子どもの学力・可能性を伸ばしたいから」(41.2%)、「教育環境(友人・教師・校風)を重視したいから」(39.4%)、「子どもの将来の選択肢を広げたいから」(32.1%)が上位に挙がりました。

他方、自身が中学受験経験者でありながら、「子どもに中学受験をさせなかった理由」としては、「子どもに過度なプレッシャーをかけたくないから」(32.4%)や「子ども自身が強く希望しなかった」(25.2%)が上位となり、自身が子どもの時に“やらされた”と感じた経験から、子どもが希望しない中学受験は本人にとって良い経験とならないと考える人が多いことがうかがえました。

また、「子どもが中学受験をした当時の自身の気持ち」については、「あくまで子どものための挑戦だった」「子どものためと思っていたが自分の希望・感情も混ざっていた」(いずれも41.8%)に回答が集まり、“子どものため”と思いながらも、自身の学歴やキャリアに対する不満や後悔から、“やり直したい”思いを子どもに期待した人もいる様子が見て取れました。

最後に、「自身と子どもの中学受験準備開始時期」を聞いたところ、自身のときは「小学6年生」(52.4%)が最多でしたが、子どものときは「小学6年生」(33.9%)が減少し、「小学4年生」(23.0%)や「小学5年生」(20.6%)が増加していることから、中学受験準備が早期化していることが見て取れました。

また、「子どもの中学受験への関与の仕方」については、「健康管理や塾の送り迎えなどのサポート」(47.9%)、「メンタル面のサポート」(37.6%)が上位となり、学習は子ども主体で進め、生活面や精神面を支える「伴走型」のサポートが主流であることがうかがえる結果となりました。

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