無料で使える「自転車」のシステムが凄すぎ!? 便利だけれども……「乗り捨てされた」「半私物化する人も」

群馬県高崎市のシェアサイクルサービスがSNS上で大きな注目を集めている。

「そういえば高崎、シェアサイクルないかと思ったら、高崎独自のシェアサイクルやってて、しかも銭湯のロッカーみたいに100円を入れたら鍵が外れて最後に鍵をかけ直すと100円もどる=無料で朝から夜まで使えるシステムなのマジ便利&親切だったし、おかげで散策はかどりまくった。」

とその模様を紹介したのはみそしるさん(@sssgmiso)。

みそしるさんが利用したシェアサイクルは高崎まちなかコミュニティサイクル推進協議会が実施している「高チャリ」。高崎駅西口を中心とした市街地内に17カ所のサイクルポートが設置されており、150台の自転車を無料で貸し出し、サイクルポートであればどこで借りても、どこに返却しても自由というサービスだ(ポート利用時間は9:00~22:00)。

シェアサイクルサービス自体は全国に存在するが、それなりの料金がかかったり専用アプリをダウンロードする必要があったりと、利用に制約の多いものが大半。その点、この高チャリはシンプルかつ太っ腹。

今回の投稿に対しSNSユーザー達からは

「スマホでアプリダウンロードして登録して…とかダルいしお金かかるしこっちの方が利用者の事考えてて良いなぁ…ショッピングモールの子供用カートと同じ仕組みだね。」

「私もこの自転車のおかげで高崎観光楽しめたので本当にありがたい  『大病院占拠』のロケ地になった図書館まで行ったけど、風が強すぎて私以外誰もチャリ乗ってなかった (2月下旬)」

「シェサイクルアプリが乱立する今、こっちのアナログの方が便利だよな。」

など数々の好意的なコメントが寄せられる一方、

「高チャリ懐かし~ 高崎駅の近くで使うルールなのに、その圏外で乗り捨てされた高チャリを見つけてはツイートする #今日の高チャリ やってた時期ある」

「ただし時間制限等もないため、一部のユーザーにより半私物化されてしまっているようです。高崎駅西口のポートが空になっていることもしばしばあります。 かといってスマホで云々となるとコストがかかり、デジタルに不慣れな人にとって使いにくくなるので悩ましいですね」

「借りパクできそうに見えるけどGPSが内蔵されているので、利用エリア外の自転車は回収の軽トラが鬼の形相で回収してくるんですよ。 基本的には借りパクは難しいです」

といった利用マナーへの指摘もあった。読者のみなさんはこのシェアサイクルサービスについてどう感じるだろうか。

(まいどなニュース特約・中将 タカノリ)

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