年収500万円以上でも「経済的な安心・ゆとりなし」が6割強…将来負担への不安多く

年収500万円以上でも「経済的な安心・ゆとりなし」が6割強--そんな調査結果が、不動産の企画・開発・販売・管理を手掛ける株式会社トーシンパートナーズ(東京都武蔵野市)による「ファイナンシャル・ウェルビーイング(経済的な安心・心のゆとり)」に関する意識・実態調査でわかりました。

調査は、年収500万円以上ある全国の30~50代の有職男女1000人を対象として、2025年11月にインターネットで実施されました。

はじめに、「現在の経済的な安心や心のゆとり」について尋ねたところ、「感じていない(あまり感じていない+まったく感じていない)」と回答した人は合計で64.6%に達しました。

また、「人生を楽しむための経済的自由」についても54.6%が「ない」と回答し、一定の収入があっても、「安心」と「自由」を十分に感じられていない人が多数派であることがわかりました。

「人生を楽しむための経済的自由がない」と答えた人の理由として最も多かったのは、「老後資金や教育費など将来負担への不安」(53.7%)で、以下「将来の収入・支出の見通しが立たない」(46.2%)、「貯蓄・投資が十分でない」(44.3%)が続き、単に「収入が少ないから」というよりも、「将来どの程度のお金が入り・出ていくのかが見えない」「備えが足りていないと感じている」ことが、経済的自由を感じられない大きな要因となっていることが浮き彫りになりました。

次に、「ファイナンシャル・ウェルビーイング」という言葉について尋ねたところ、70.0%が「聞いたことがない」と回答。一方で、「今後の人生において”ファイナンシャル・ウェルビーイング”は重要だと思う」と答えた人は81.0%となりました。

また、「資産形成の状況」については、「貯蓄」が75.4%、「投資」が50.0%、「保険」が34.5%となった一方で、「投資を行っている人の投資対象」をみると、「株式投資」(75.2%)と「投資信託」(68.4%)が多くなりました。

さらに、「ファイナンシャル・ウェルビーイングの内容を理解している」と答えた層では、「株式」(86.4%)、「投資信託」(66.7%)に加えて、複数の商品を組み合わせている割合が高くなったのに対して、「ファイナンシャル・ウェルビーイングを聞いたことがない」層では、「株式」(73.3%)、「投信」(72.3%)の保有率は同程度であるものの、不動産や債券などを組み合わせている割合は低いことがわかりました。

「投資商品と人生を楽しむための経済的自由」の関係性を見ると、「不動産投資(1棟・区分)」を行っている投資家は、行っていない投資家に比べて、「経済的自由がある」と回答する割合が2~3倍程度高い傾向が見られました。

最後に、現在投資をしていない層に「今後の意向」を聞いたところ、33.6%が「始めたい」と回答。一方で、「投資をしていない理由」としては、「リスクが怖い」(39.8%)や「まとまった資金がない」(38.8%)といった項目が上位に挙がりました。

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【出典】

▽トーシンパートナーズ調べ

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