タクシーが手を挙げた場所で停まってくれない!…「すぐそこ」で停車できない理由があった
タクシーを利用する際、「手を挙げたのに、なぜか通り過ぎた場所に停まられた」という経験はありませんか?実は、これは運転手さんが意図的に行っている行動なんだそう。北海道のタクシー会社「タクシーネクスト」の公式TikTokアカウント(@hokkaido_taxi)が、その理由を解説しています。
■運転手が「すぐそこ」で停まれない理由→道路交通法で決まっています
運転手さんが「お客様のいる目の前」で停車しないのは、単に通り過ぎている訳ではなく、停車禁止のところで手を挙げてしまっているからです。タクシーに関わらず一般車両でも同様ですが、道路交通法によって交差点付近や横断道路上から5メートル以内の範囲に車を停めることは禁止されています。
「どういった場所で手を挙げるのが1番良いの?」と迷いがちですが、基本的には交差点や横断歩道付近など、駐停車禁止区域を避けていればどこでもOKとのこと。
【停車及び駐車を禁止する場所(道路交通法 第44条 )】
・交差点
・横断歩道
・自転車横断帯
・踏切
・軌道敷内
・坂の頂上付近
・勾配の急な坂又はトンネル
・横断歩道又は自転車横断帯の前後の側端からそれぞれ前後に5メートル以内の部分
などが禁止されています。
▽出典
・北海道のタクシー会社「タクシーネクスト」 公式TikTok/呼んだタクシーが通り過ぎて停まったり手前で停まったりする理由
・法令検索/道路交通法





