「子どもの教育費は高額」8割超…日本の教育支援制度に「満足していない」人の割合は?

「子どもの教育費は高額だ」と感じる人は8割以上--そんな調査結果が、家計診断・相談サービス『オカネコ』を運営する株式会社400F(東京都中央区)による「オカネコ 子どもの教育費に関する意識調査」で明らかとなりました。また、日本の教育関連の金銭的な支援制度については、7割強の人が「充実しているとは思わない」と回答したそうです。そのような中で、教育費の準備はどのようにして行っているのでしょうか。

調査は全国の同サービスユーザー男女946人を対象として、2024年2月にインターネットで実施されました。なお、回答者の年代は、20歳未満(0.3%)、20代(6.7%)、30代(19.8%)、40代(29.5%)、50代(27.2%)、60代(11.7%)、70代以上(4.8%)となっています。

調査の結果、子どもの教育にかかる費用(学費など)について、全体の83.2%が「高額だと感じる」と回答。そのうち、「子どもの出生数に影響を与えるほど、高額だと感じる」と回答した人は61.6%と、少子化が進む現在の日本において、教育費の影響は大きいことが明らかとなりました。

また、「日本の教育関連の金銭的な支援制度」については、73.9%が「充実しているとは思わない」と答えています。

続けて、2025年度から始まる「多子世帯の大学等授業料・入学金の無償化」についての考えを聞いたところ、44.9%が「必要な制度だと思う」と答えた一方で、4人に1人は「あまり必要性が感じられない」(25.0%)と回答。さらに、2割弱が「よくわからない」(18.6%)と回答しており、制度の理解が進んでいない層も少なくはないことが分かりました。

次に、「子どもがいる」と回答した525人に対して、「子どもにかかる教育費(食費などの養育費は除く)」について聞いたところ、83.2%の人が「負担を感じる」と回答しました。

また、「教育費の準備をしていない」(30.7%)と答えた人が3割に上るという実情が明らかになり、その理由として「教育費を準備するのが困難」「どのように教育費を準備すべきか分からない」などの意見が寄せられました。

では、教育費を準備するにはどのような方法があるのでしょうか。「子どもがおり、教育費の準備をしている」と答えた364人に複数回答で答えてもらったところ、「預貯金」(60.4%)が最多となったほか、「学資保険」(45.9%)、「資産運用(NISA等)」(39.3%)といった回答が上位に挙げられました。

ちなみに、「子どもの教育費の準備で大変だったこと」についても複数回答で答えてもらったところ、「予想よりも多くの費用がかかり家計を見直す必要があった」(38.2%)や「思わぬ出費が発生したため十分な資金を用意できなかった」(28.0%)が上位を占めました。

そのほか、「どのように教育費を準備すべきかわからなかった」(25.3%)、「どのような支援制度が活用できるのかわからなかった」(24.2%)といった回答もみられ、教育費を準備するうえでサポートできるサービスの需要が高いことがうかがえる結果となりました。

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【出典】

▽株式会社400F「オカネコ」調べ

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