猫だって紫外線は大敵だニャ…愛猫を熱中症から守る「ひなたぼっこフィルム」って何?

 本格的な夏の到来を前に、ペットの熱中症対策や紫外線対策が気になるところ。そんな中、愛猫家の心強い味方になってくれそうなのがユニークな支援事業「ニャンとも安心。ひなたぼっこフィルム」だ。運営するのは「マーメイド」(大阪市西区)の三原努さん。収益の一部は保護猫活動へ寄付するという。

 猫好きの思いがひとつの形になった。現在、ネットを中心に申し込みを受け付けている「ニャンとも安心。ひなたぼっこフィルム」。これは窓にガラスフィルムを貼ることで暑さや紫外線から猫を守り、その収益の一部を猫を救うための「保護活動」につなげようという試みだ。

 事業の運営責任者でもある三原さんが経緯を話してくれた。「実は私の妻も猫好きで、昨年から保護猫の里親になっています。愛猫の名はトム。トムはエイズキャリア(猫エイズは人にうつりません)ですが、日頃はすごく元気にしています。その愛くるしい姿に私達はいつも癒やされています。その縁もあり、保護猫活動を少しでも助けたいと思っていたところ、ある傾向に気づき、今回の支援事業をはじめることになりました」

 三原さんは、窓ガラスフィルムの施工販売を手掛ける会社「マーメイド」を2015年に設立。創業当時は窓ガラスフィルムを知る人も少なく「経営は苦しい状態でした」と語ってくれました。

 紆余曲折はありながらも、少しずつお客さんも増えていく中で、三原さんはある傾向に気がついたという。それは「ペットの為に部屋の環境を良くしたい、皮膚に悪い紫外線を防ぎたいと思っている方が多いということ。実際に自分で調べてみると紫外線は猫にも悪いことが分かりました」

 ネコは、直射日光に当たりすぎると「日光皮膚炎・扁平上皮癌」などの重い皮膚の病気を引き起こしかねない。そして、これからの季節は熱中症にも気をつけなければならない。そこで「この事業なら、保護活動をしている団体の力になれるはず!」とひらめいた。

 早速、友人でウェブサイトの製作運営に携わっている加藤理人さんに声を掛け支援事業の計画を話したところ、すぐに2人の意見は一致した。この加藤さんも保護猫の里親であり、”大の猫好き”だったのだ。

 そこから2人は念入りに事業の計画を話し合った。ほどなくして計画がまとまったところで、もともとトムの保護主でもあったNPO法人動物愛護・福祉協会「60家」の木村遼さんに支援事業として創業することを報告し、快諾された。

 ここでガラスフィルムの機能にふれておこう。ガラスフィルムには6つの効果がある

1)暑さ軽減「遮熱効果」

2)寒さ軽減「断熱効果」

3)ガラスの「防犯効果」

4)紫外線カット効果

5)デザイン・目隠し効果

6)飛散防止効果

などだ。

 マーメイドのガラスフィルムには数多くの実績があり、関西の電車車両や大型商業施設、大阪府からの依頼で保健所へ遮熱対策にも対応してきた。今回の支援事業である「ひなたぼっこフィルム」の大きさは760mm×1m(5600円)、920mm×1m(6100円)。誰でも自分で貼れるように、貼り方の動画マニュアルに加え、貼り付けに必要な道具も付属している。そして…この収益の一部は保護猫の活動資金に充てられる。

(まいどなニュース特約・山本 智行)

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