銀座でベトナムのスイーツを堪能

フルーツチェーを手にするベトナム航空の中谷咲予さん(左)と日本地区総支配人のヴー・グェン・クォイ氏=都内
ベトナムの伝統スイーツ「チェー」をアレンジした「プレミアムフルーツチェー」
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 ベトナムのカフェ文化をご存じだろうか。観光地として日本人にもおなじみになった同国。ベトナム航空が2018年元日から東京出発分で利用可能となる「プレミアムエコノミークラス」のサービス開始を記念したカフェ「Vietnam Airlines×RAMO FRUTAS CAFE」が13日、東京・銀座で期間限定オープンした。19日までベトナム発のスイーツなどを楽しめる。

 ベトナム航空のキャビンクルー・中谷咲予(さよ)さんは「首都ハノイに住んでいるのですが、古くからカフェ文化があり、私も休日はゆったりしています。濃いコーヒーに練乳を入れたベトナムコーヒーはおなじみですが、今はウーロン茶にチーズクリームをトッピングしたドリンクが人気です」と色鮮やかなアオザイ姿で現地のカフェ事情を紹介。その飲み物はまだ日本には浸透していないようで口にはできなかったが、開店初日に同店イチオシのオリジナルドリンクを試飲した。

 ベトナムの伝統スイーツ「チェー」をアレンジした「プレミアムフルーツチェー」という。ココナツミルクにキウイ、イチゴ、ミックスベリー、砕いたマンゴープリン、タピオカが入った一品だ。ミルクとプリンの濃厚な甘さにスイーツの酸味が溶け合い、さわやかな後味だった。

 同航空の旅客営業部・森田順悟氏は「アオザイも最新のデザイナーによってセンスを競い合っている。ベトナムは美食の国。日本でも知られるフォーや生春巻きだけでなく、カカオの名産地でもある。(日本人らによる)リゾート婚やハネムーン先としても人気が出ている」と、同国の魅力をアピールする。

 「ベトナム戦争が終わって42年。日々、進化を遂げている」と森田氏。映像で知るベトナム戦争の戦火を思うと、現在のファッションや食文化、観光面での急成長には隔世の感がある。世界でも勢いのある国の一つであることは間違いない。

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